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「6Aシルク」は本当に最高級?シルク製品の品質を見抜く2つの視点
シルク製品は「高級で肌にやさしい」と思われがちですが、世の中に出回るシルク製品の中には、表示に信頼性がないものも少なくありません。特に「6Aシルク」「22匁(もんめ)」などの表記は、よく目にする一方で、その基準や裏付けが不明なケースも多くあります。
実は、シルクの品質を正しく評価するには、主に「2つの軸」で見る必要があります。
① 匁(もんめ)=生地の厚み・重み
「匁(momme)」は、日本の伝統的な重さの単位で、1尺四方の生地の重さを表します。一般的には、
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8匁:軽やかで透け感あり(スカーフ向き)
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16匁:標準的な厚さ(ブラウスやストール向き)
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22匁:しっかり厚手で高級感(パジャマ・寝具向き)
といった基準があり、数字が大きいほど厚みと重さがあり、光沢や耐久性も増します。
② 等級(6A〜A)=糸そのものの品質
等級はシルクの糸(生糸)の品質を表し、6Aが最高級とされています。評価基準には以下が含まれます:
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繊維の長さ(長いほどなめらかで毛羽立ちにくい)
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均一性(ムラの少なさ)
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光沢・白さ
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欠点の少なさ(節、異物など)
たとえば6Aクラスの糸は1本が1,600m以上の長さに達することがあり、これは非常に希少です。実際、市場に出回る生糸全体のうち6Aは10%未満とも言われています。
実は…「6Aシルク」と表示されていても6Aではない?
ここが重要なポイントです。
市場では「6Aシルク」と表記された製品が多数ありますが、その多くは明確な検査証明がなく、メーカー独自の判断で表示していることもあります。特に1万円前後のシルクパジャマやストールで6Aと記載されているものの中には、実際は4Aや3A相当の品質であるケースも多いのです。
どこまでの等級が実用に耐える?
実用レベルとしては、4A以上であれば十分高品質です。高級寝具やドレスなどには5A〜6Aが使われますが、一般的なストールやパジャマでは、コストと性能のバランスから4A〜5Aが最適とされます。
まとめ
シルク製品を選ぶ際は、「匁」と「等級」の両方を確認することが大切です。そして、表示だけを鵜呑みにせず、その裏にあるエビデンス(証明書や原料情報)を見極める目を持つことが、本物の価値を見つける第一歩になります。
あなたの選ぶ1枚が、本当に肌と心を満たすシルクでありますように。
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